自毛植毛でおこる後遺症（副作用）を徹底検証

手術後に必ず出る後遺症

 

頭皮がチクチクする場合、植毛したところの傷を治そうとしている正常な反応なので心配は入りません。しかし、触ってしまったりかいてしまうのはよくないので、気になるようなら処方される痛み止めを飲んだほうがいいでしょう。

 

もうひとつ注意しなければならないのは麻酔の影響でフワフワする後遺症についてです。

 

自毛植毛は麻酔を使用することで、ほとんど痛みのない状態での手術ができますが、手術後になるとこの麻酔が残っている事があります。

 

麻酔は局所麻酔になりますが、完全に抜けるまでには時間がかかり、フワフワした感覚が残る事があります。また、フワフワした感覚でいると、吐き気などが起こる可能性があります。

 

手術が日帰りでできる事はメリットですが、帰りは自分で家や宿泊施設まで帰ることになるので家にたどりつくまで十分、注意をしてください。

 

手術翌日以降に出やすい後遺症一覧

• 頭皮のかゆみ、ハレ、肌荒れ、しびれ、微量の出血
• 額やまぶたのむくみ
• 移植元のつっぱる感じ
• 一時的な脱毛
• 植毛がばれるかもしれない気持ち

 

手術翌日以降に出る後遺症（副作用）の症状は基本的に体が傷を癒やそうとしたり、体を元に戻そうとしている反応で正常なものになります。

 

注意点は、頭皮のかゆみや違和感があっても触るのはできるだけ我慢することです。

 

移植した髪の毛が定着して、しっかり髪の毛が生える状態になるまでは、なるべく刺激しないよう慎重にケアをしましょう。

 

＞＞自毛植毛の痛みについて詳しく見てみる＜＜

 

実際に植毛の手術が終わるとやっぱり手術したことがばれるかもしれないという気持ちが出てくるのも後遺症と言えます。しかし、植毛後、傷が治れば髪は生えてきます。それまで気を抜かず、ばれないよう、最新の注意をはらいましょう。

• 頭皮のつっぱる感じ
• 頭皮のしびれ
• 頭皮の知覚異常

• 頭皮の激しい痛み
• 頭皮の化膿
• 頭皮の内出血

 

可能性は1%未満、100人に1人もいませんが、特にひどい後遺症です。

 

ここまでひどい後遺症（副作用）はごくまれ

このページを作るにあたり、実際に植毛の手術をした人の体験談や、口コミなどを調査しました。しかし、実はここまでひどい症例のものは1件も出てきていません。

 

これは、このような後遺症が出てしまう可能性が「ゼロ」ではないことを表示しておかないと万が一の時に対応できないから。と言った感じです。

 

しかし、人工毛植毛の場合は、自毛植毛と違い、自分の髪の毛ではないため、拒絶反応で激しい痛みや化膿といった、ひどい後遺症が多く確認されています。今現在、人工毛植毛は推奨されていません。この術式をおこなうクリニックも数える程度しかありません。

 

自毛植毛は自分の髪の毛を移植するため、拒絶反応はありません。そのため、危険な後遺症はほとんど出ないと言えるでしょう。

 

＜後遺症と副作用の違い＞

種類	内容
後遺症	病気やケガが治った後でも機能障害があること
副作用	目的の効果以外の作用のこと

 

このページでは、わかりやすく後遺症と副作用をまとめて書きました。気になった方、申し訳ありません。

自毛植毛の手術は大なり小なり後遺症（副作用）が出ます。しかし、特に気になる症状が出ないことも多いため、過度に心配する必要はありません。

 

しかし、もしこのページで紹介したような危険な症状が出た場合は、迷わずに植毛したクリニックに対応してもらいましょう。